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破たんしては元も子もない・・・

ギリシアの財政危機について想うのは、元も子もないでは情けないだろうか。

市民は財政危機回避策を反発して受け入れないらしい。でも、元も子もないと悟ったようだ。欧州連合諸国に賛意を得ないと、支援が得られない。

でも、我慢はしたくない。勝手に支援して困っているものを助けるのが筋だっていっているようなものだ。

だれも手を貸したりはしないだろう。どんどん借金をつくる友達に仲間にどんどん「いいよ、いいよ・・・」というバカはいない。

そうなるとそれしかないのだ。公務員削減、増税なんて受け入れられるだけマシではないかという論理になる。そうか、そうだったのか・・・となるのだ。

なぜ、みんな気付かないのか。今がいいなら構わない・・・。自分勝手な論理が世界中どこにでもあるのだ。

ようやく気付いたようだな。

日本は、敗戦で経済大国世界GDP第2位になり、勤勉な国民性とか生涯勤務とかいろいろと自画自賛していた。わざわざ米国人作家に言わせたりして、その国民性を誇示していたのだ。

でも、それって自衛隊という警察隊の組織変更という形で、軍隊を持たない、戦争をしないという約束の肩代わりで、米国に国家防衛を任せてきたからこそできたのではないのか。

それしかなかった。米国大統領が日本はたぶん我が子のような気持ちで接しているのがわからないのだろうか。いつまでも、甘えているばかりで成長がないとみているのではないだろうか。

もっと、世界を見ていかないと、日本は米国一辺倒の属国になりきって抜けきれなくなるだろう。独立国家といっても、庇護のもとでしかいきれない状況をわたしたちは望むのだろうか。

それでいい・・・。そんな考え方もあるかもしれない。

でも、それは米国が参戦したら、その指揮下で強制的にいくさに参加させられるという将来がまっていることなのだ。そういうシステムになることは目に見えている。

そうではなく、自分たちで自国のリスクを感知して、その盟友である米国ととも立ち向かうという気概がなければ、自然災害においても「オタオタ、ぐちゅぐちゅ・・・」しているだけで、市民感覚での対応なんていう得体のしれない人気とりの政策でお茶を濁すしかなくなるのだ。

そこに待ち構えるのは、決断できない政府への恫喝であり、恐喝であろう。おどおどされたり、恐怖を抱いたりする日本の姿をみるのは、たぶん隣国諸国にとってはこの上ない意趣返しではなかろうか。

それでは、また逆戻りだ。

何やってんだ。まだまだ日本は負けはしない・・・とかいって挑発にのって勇み足で、ころりとやられしまう。

もう国家はなくなる。米国は匙をなげている。どっか運のいい国の傘下でいじめ抜かれて日本という国は国名をもなくすことになるのではないか。

破たんしては元も子もない。

太平洋戦争に突入しようという気概が日本の国民や市民大衆にもしあるなら、そこに今の時代にあうグローバルな大義があっての話ではあるが、今負担できることは、すべてやろうではないか。

喧嘩することはない。

今できることをやることだ。

アメリカは、日本国民の希望だった。アメリカ人になりたいなんて、こどもは想ったりしたのだ。だから、敗戦後の恩を返そうではないか。もっともっと日本人がもらった温かい米国のこころへ、日本人としてのこころで恩返しをしていかなければならない。

それには、仲間であり友人になることだ。恩に着るという気持ちはどんな時代になろうとも変わりはしないのだが、そこが人としての成長ではないか。国際的な視野での成長を日本のわたしたちは今この手にしているのだ。

その前にに国家経済の破たんを自らの手で招くようでは、まったくどうしようもないのだ。

ちいさなひとりひとりの負担が、国家の破たんを防ぐ唯一の道であり、一番大きなちからとなるのだ。

いい人生をおくるには、必要なものを費やして、一生涯をかけてやっていくことだ。QCDがここにもあるのだ。

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