ロシアは新興国か?
ロシアは先進国か、それとも新興国か、はたまた発展途上国なのだろうか。
BRICSのアールはロシアのことだ。
確かに国内情勢では貧富の格差、地域格差が大きいらしい。
まだ開発のされていない僻地も多いし、民族も多様である。
そして広大な国土がある。時差が6地域に分かれて存在するらしい。
なんとも大国である。
以前はソ連といって、ロシアの隣接国が連邦国を構成していたのだから、その広大さは想像を超えるものだっただろう。
開発の可能性の大きな国である。それは、地域格差、貧富の格差が大きいということでもある。大きな可能性という言葉の下にあるものを、わたしたちは見逃しているかもしれない。
そうみると、ロシアは確かに新興国で大いなる招来の発展の可能性を前面に推し進めよとしている現状が理解できる。
そう考えると、では先進国はのっぺらぼうで格差なんてない、平等で公平で貧富の差も極めて少ない社会ということになる。
のっぺらぼうは、テロとか暴力につけこまれる隙がいっぱいの社会であろうか。そこでは疑心暗鬼の安全確保、防御、予防が声高に叫ばれているのだ。
危機を創りだし、暴きだし、そして社会の危機回避を喚起するしかないのだ。
それには限度がある。だから、のっぺらぼうの先進国諸国は自然に崩壊していく運命にあるのだ。
それは歴史が語っている。
では、どうしたらいいのか。
強大な権力をもったリーダーの独裁政治だけが、そんな局面に対応できる・・・と、ロシアの国家は世界に教えようとしているのかもしれない。ロ国民がどう思っているのかは、不明だ。
社会の疑念を晴らすために声をあげられる国家が、まだマシなのだろうと私は想う。
« 小沢氏緊急入院 | トップページ | アジアはいい・・・ »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- ドイツ首相の来日と世界情勢(2019.02.04)
- おかめごかし(2019.02.02)
- もしもアジアが自分の住む地域の話だったら、絶対嫌だ・・・(2019.01.07)
- 復路はどうなるか・・・(2019.01.02)
- 首脳会議の常連(2018.11.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント