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アジアはいい・・・

日本は極東アジアに属する。

例にたがわず、隣国同士は仲がわるい地域でもある。

昔のいじめっ子のニホンは、とくに敗戦で弱体化しているから、なんでもかんでも言われっぱなしで我慢、ガマン、がまんというところである。

フィリピンで戦死したひとたちの遺骨収集事業がある。戦後60年以上経過し、今はNPO法人に委託しているらしい。日本兵の遺骨ではないものが混じっているとの報道があった。数年前、フィリピンにいった。マニラは別にして、地方はニホンの田舎(昔のといった方がいいか・・・)とよく似た情景である。たんぼと稲の刈り取り、脱穀、モミガラの焼却の煙がたなびいていた。

インドネシア。

ここもジャカルタや大都市は別にして、地方の島嶼地域は極めて素朴である。そして、独立国家としての地方地域の活力を創造しようとする意欲が感じられる。観光産業はバリ島に代表されるように、一大産業となっている。

その人間性というか、明治のニホンという感じだろうか。大統領の夫人となったデビ婦人の例にもれず、その暮らしは富裕層では別世界のものがあるようだ。オランダの影響が強く残る国でもある。

マレーシア、シンガポール、ベトナム、ミャンマー、タイランド、カンボジアなど東南アジアの国々は今、とても活気がある。ラオスもある。

これらの国々は、超大国中国の行動に目を光らせていることも現実にある。

そこで感じるのは、日本でなら「どうせ負けるから戦わない・・・」という戦意放棄の雰囲気がすべてだが、これらの国々では、昔のニホンのタケヤリではないが、立ち向かうという覇気が感じられる。

これには、ニホン人として、内心は恥ずかしい限りだ。

こどものころを思いだそう。

ちびで気の強いやつがいた。からだの大きないじめっ子が一目おいて手をださないのだ。ひとは気力という強さがとても大事だと、私はこの時以来、ずっと感じている。

日本人はもっともっと、このアジアにおける緊張を肌で感じ取る必要がある。

尖閣。

それは日本国の存続の中核を占めるものだ。放棄してはサムライとはもう呼ばれなくなるのだ。サムライジャパンは、へなちょこジャパンに鞍替えしなければならない。

それでも、アジアはとても感じのいい地域である。国土もヒトもそう感じる。

どうする・・・この温かいアジア地域の将来をどうする・・・・。

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