いつまで生きられますか?
プロスポーツ界なら、とんでもない愚問だ。
おのれの進退を他人に問うなんていうのは、プロではない。
そんな意味で、女子プロゴルファーの古閑選手は、プロなんだといえよう。
でも、東日本大震災の被災地の中で、福島第一原発の放射能汚染の被害を受けている地域のひとたち、とくにお子さんたちは、どんな気持ちなのだろうか。
いつまで生きられますか?
この疑問に答えられるひとはいない。ただ、人体への影響は問題のない範囲ですと、放射能解放にあたっての政府責任者の繰り返しがあった。
放射能の脅威は、現実に目にすることはない・・・と思っていたのだが、実際に水素爆発で漏れた事実が測定結果としてでてくると、生活に密接に結びついてしまう。
生きていけない・・・のではないか。大人は経済的に作物が流通販売できないなどの影響を不安に思い、それが深刻なことだと、被災半年を経て、感じている。
そして、子供たちは不安になる・・・いつまで・・・生きられるのか・・・と。
生き方への考え方をまずしっかりと持つことだろう。
あんな恐ろしい災害を経験し、さらにありえないと一流の学者先生がそろっていった直後の感想をまともに相手にしないような、原発事故だ。最悪のシナリオが、現実になっているのだ。
だから、しっかりと生きることだ。そこに不安ではなく生きているということを感じて勉学に励んでほしいのだ。
スポーツ界は、そんな子供たちにからだをボロボロにしながらも、世界を相手に奮闘している日本人選手たちがプロとして頑張っていることを伝えることで、被災地とこの日本に活力を与えている・・・。
いつまでも生きられる・・・。そういう生き方をしよう・・・、後世のために・・・。
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