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適者と不適者

ある新聞の社説に優勝劣敗という言葉を見つけた。

それは強いものが弱いものを制することのようだ。

そして強さというのは適応の度合いが強いことを意味するらしい。

つまり適応が不十分ならその世界では負け犬になるということなのだ。

適者になりたい。

不適者になりたくない。

みんなそう想うだろう。

でも、みんな今ここに生きているおれたちは、この地球の環境にぴったり適応しているものばかりではないのか。

そう考えると、五十歩百歩ではないか。

差がないほど、当事者にとっては、大きなちがいになって見えるのはご存じのとおりだ。優勝劣敗なんて認識していれば、多少の才能の違いに目くじらをたてても仕方のないことだと達観できるのだ。

どうせおれたちは落伍者だ・・・。そう言って居直ることだ。でも、ここに今生きているおれたちはだれも不適者だとは言えないのだ。適合できずに、こうやって自分を認識できないでこの世を垣間見ることもなく去ったいった大勢のいのちのことも、時には考えようではないか。

適者と不適者なんていうのは・・・、今ここに生きているおれたちには、使えない言葉なんだと認識しておこう。

どんな小さなことでも、それは宇宙よりひろいこのおれたちのこころの中でなんとでもできることなのだ・・・。

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