津波か地震か?
原発が水素爆発を起こしたのは、どっちが原因だったのか。
知っているひとは知っている。
わかっているひとはわかっている。
どこから危険が忍び寄るのか、機械ならどこから壊れるか、いつどんなときに壊れるか、ものをつくるときにだれもが考えることだ。
基準があれば、それに従うのだが、個人的には新設計ならなおさら心配になる。どんなときに破壊されて事故や危険につながるかを、シミュレーションする。
ただ、何がなんでもすべてを頑固にすることは、現実的にできないし、そんな選択を最終的には選ばないのが普通だ。
安全率を超えたら破壊する。その時はどんな時か。
綱引きのロープが破断したのは、経年劣化のようであった。だから維持管理が重要になる。30年たったロープは砂まみれで毎年一度か二度つかわれるだけで運動用具倉庫に置きっぱなしなのだ。
同じだ。原発もそうだ。
経年劣化があるだろうし、周辺システムの劣化や陳腐化もあるだろうし、いろいろと技術も進歩していてもなかなかすんなりと導入改善はできない。
ある限度を超えたら・・・壊れる。
現実に原発は壊れた。
ある原発科学者が怖いのは水素爆発だと震災直後からいっていたのを思い出す。核燃料を保護しているラジウムだったかな・・・の管が空気と触れて水素を放出するという懸念を表明していたのだ。
メルトダウン云々以前の話だ。
だから、地震が破壊したのではないのか。素人目にはそう思えるのだ。大丈夫だ冷却さえ保てれば大丈夫・・・、それが一転して爆発だ。
放射能は漏れるし、たまるし、放出されるし、・・・・。大騒ぎだ。
地震で破壊されて、さらに津波で周辺システムの機器が壊滅したということだろうか。
津波か・・・、それとも・・・、地震か?
できるだけ早い時期に納得のいく説明がいる。
« ユーロはドイツ主導 | トップページ | 日本企業の未熟さを恥じる »
「心と体」カテゴリの記事
- 分かり易い文章(2019.02.09)
- 片べりの靴の教えてくれるもの(2019.02.04)
- 年齢に比例するもの・・・(2019.02.02)
- 散歩仲間?(2019.01.07)
- 本音と建て前(2018.11.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント