小沢氏退院・・・
あまり大きなニュースにはなっていない。
世間では健康問題があると、こういう被告人が緊急に入院するなんていう事態では、なんとなくあるシナリオでうごいているのではないかと、つまり仮病ではないかと、ちょっと言葉は悪いが、ついそう想ってしまうことがおおいのだ。
でも、入院騒ぎで世間が危惧したのは、小沢氏はほんとうは健康状態があまり芳しくなかったのではないか・・・というもののようであった。
それはいくら世間では悪者扱いでも、その政治手腕を認めているひとたちは多いのだ。支持者の目からすれば、小沢さんはほんとうに病気になってしまったのではないかと気を病んだに違いないのだ。
そういえばあの角栄さんも精力的な言動にも関わらず、裁判という事態では、健康を大きく損なってしまったことを思い出す。ひとは権力にあるとき、権力を失う時のことなんて考えもしない。
そして、みんな健康な時は病気になったときのことを想ったりはしない。ただ、一般の普通に生きているひとたちは、みな不安をかき消そうと努力はしている。
でも、政治権力を握ると、そこに私的な身体が一般人と同じものだということを、すっかり忘れるようになるのではないか。
栄えるものは滅びる・・・。
貧しいものはいつか富を増やす・・・なんていうこともあるらしい。
何かを持っているひとは、いつかそれらをなくすということだ。
小沢氏は健康を再び手にしたら、どうするのだろうか。貪欲に目指すものが、まだそこに見えるのだろうか。そして、それを支援する支持者はいるのだろうか。
おればいなくなるし、おらねば集まってくるということだろうか・・・。
それとも、個人の名前ではなく政党そのものが、もっている権力を失なうということか、今まだない権力を支援を手にするには、どうするのか。
いずれにしても裁判をかたずける必要が先だろう。かたずけるものがあれば、片づけることができる・・・・。明確にすべきことがあれば、できるし、なければできないということは、裁判での無罪獲得にも言えることではないか・・・。
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