てんでんこに・・・なって
てんでんこで逃げてみんな生き残る。
そういうシナリオだ。
でももし・・・、てんでんこでわが身ひとつしか残らなかったら、どうしたらいいのだろうか。
もし、そうなったら、こころはもう立ち直れないのではないか。
危急のときだからこそ、ひとはひとのために行動したいと願うものではないのか。
困っているひとがいるということを知ってて、てんでんこに逃げられようか・・・。
そんな疑問がだれにでもある。
だって、そんなことできない・・・。でも自分がかわいいのはだれしも同じだ。
そこにこころの葛藤がある。いつまでも続くとまどいでもあろうか。
現実、これが現実なのだ・・・。そんな声が、惨状すさまじい津波の映像の中に挟まって聞こえる。これが、現実なのだ・・・・。だから、泣いてもわめいてももうどうしようもないのだ・・・。
せつない気持ちをどうしたらいいのか。
現実とはありのままに受け止めなければ決して、こころの休まることはないのだ。
そのまま受け止めておくという覚悟と決意が大切なのだ。
でも、そこでいつも疑問を胸にしまっておくことはいいだろう。
てんでんこにならないように、しっかりとしよう。
だいじょうぶだ。だいじょうぶだ。まだ、ゆめをみていて寝ぼけているだけなのだから・・・。今ならまだてんでんこでいいのだ・・・。
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