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宇宙ステーションの想定外があるなら・・・

なんとも科学技術の粋を集めた宇宙ステーションについて、疑念をもつなんていうことは、やはり東日本大震災の影響である。

どんなことにもリスクがあり、現実にクライシスとなってしまうことがある。

たしかに打ち上げもすべてで成功したわけではない。

無残な結果をわたしたちは決してわすれはしない。

栄光がなにか無残な結果になってしまうのだ。

でも・・・、宇宙ステーションは続いているし、日本人宇宙飛行士の古川さんが滞在中である。

そこへの行き来の手段が少なくなってきている現実に、なにか肌寒さを感じる。

はやく古川さんには地球へ帰還してほしい・・・。それまで、こんな疑心暗鬼を表にだしたくはない。でも、すごく危険な状態に身を置いていることは確かだ。すべての宇宙飛行士たちがそうだったのだ。

そこに何があるのか。そういう大きな疑念を吹き払うだけの希望というのだろうか、期待だろうか、そういう何かがバランスの上でずっと上回っているという心理なのだろう。さもなければ、ひとは狂気に陥るだろう。

まして、放射線も宇宙では地上の比ではないだろうし、最近宇宙空間での宇宙服による作業があまり見られないのも、そんな科学的な情報が増えてきているからではないのか。

いくら安全だといっても・・・、地上の原発でも想定外のことが起きるのだから、宇宙船における人間の滞在の危険性は確率論で表わすにはなんともそぐわないことがらである。

それを上回るひとの想い、情熱、パッションだろうか。遠い空の彼方を見つめる人間の瞳の中にその答えがあるのではないか。

それしか、その恐怖に陥ったときの過ごし方はない。熱い燃えるような想いがすべてなのかも知れない。それしか、そんな恐怖を打ち消す手段はない。こころのひろさとおおきさと柔軟さとあとなんだろうか。もうひとつのなにかが、それを現実のなかでおさめているということだろうか。

古川宇宙飛行士は、帰還したら、みんなで祝福しよう・・・・。

そういう質問をしてもいいだろうか。いちど聞いてみたい。それが、ちいさな未来の宇宙飛行士の卵たちのこころの中になにかともしびを与えるヒントになりそうだから・・・。

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