サッカーワールドカップ第三次予選
ウズベキスタンと日本がワールドカップの最終予選に進出することが決まった。
だが、まだ終了していない試合があって北朝鮮と今日午後に試合する。
それも、場所は北朝鮮だ。アウェイの戦いだ。
いい選手もいる。
でも、国交がないという状況で試合をしてもいいものだろうか。ふと、大きなリスクを感じる。もし事故がおきたら、どうする。もしも想定できないような事件になったら、日本チームは安全に脱出できるのだろうか。
国際世論なんて知らぬ存ぜぬですまし顔だろうことは、韓国の大事件でもわかる。いじめっ子のいたずらでは済まされないのだ。
どうする。そんな国に国際サッカー連盟の指示であろうとも、大事なチームを派遣していいのか。その前に、国交を回復するというプロセスが欠けているのではないか。
なんとも政治のおっかなびっくりの物腰が伝わる事態である。情けない・・・・。そんな感じだ。
拉致問題が北朝鮮というと、すぐに頭に浮かぶ。
ほんとうに拉致被害者はすべて大丈夫なのか。北の発表どうりなのか。疑問が残って久しい。なかなか動き出さない日本政府は、怖気づいているとしか見えない。
北朝鮮が軍隊をおくりこんできたら、どうするとか。テロの対象になってしまったらとか、そんな危惧が現実にならない保証もない。
日本って私たちが考えている以上に、国際政治の場では危険な空間になっているのだ。暗躍するにはほどよい公安の緩さではないのか。
どうにも焦点が定まらない国家という気がしないでもない。
敵対する国家の脅威というものは、アジア地域ではひしひしと感じられるのだ。
そこに日本という国の特殊な感度の鈍さというものがあるようだ。
そういう雰囲気と現実を今日の試合で感じていくことはゆるキャラ日本にとってはいいことだ。現実は厳しい環境にあるのだ。
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