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高千穂製作所とオリンポス

オリンパスのデジカメを使っている。

簡易防水の便利なもので重宝している。

ところが、どうだろうか。ギリシャのオリンポスに社名をあやかっているにしてはなんとも同族経営の脆弱さが表面化してしまった。

ついでに日本企業の良さ、日本経営の良さの代表的な事例が、じつは閉鎖的で独裁的な経営以外の何物でもないと疑念を持たれている。

おなじような急成長を遂げた企業は日本には多い。

グローバル化とは名ばかりで、いつもおどおどして国際規格に対して抵抗している姿がある。

だれだって、巨人と戦うのは嫌だ。できるだけ有利にふるまうことで、国際化にむかっている姿をアピールしなければいけない・・・。

外向きよりも内向きの顔があるのは事実だ。

株式会社とか企業組織とはなにかについてよく理解していないのではないか。そんな気がする。大きくなるときに急に拡大したのだから、隅々までゆきとどくことはないかもしれないが、あまりにもなにかの上に胡坐をかいてしまったのではないか。

油断というやつだ。

もちろんいつもいつも緊張していてはからだが持たないだろう。

でも、夢がなければ、どうしても現状にあぐらをかくか、それとも無能を隠すためにわざと無能ぶりを演じることなのだろうか。

あまりに他人の評価におんぶすることで、自分を評価するのは、どうにもいただけない気がする。

現実は厳しい。犯罪に関係している。それも国際的な犯罪であろうか。弱みを握られてしまうと、それは企業として最悪の事態に陥ることになる。

だから隠すのだろう。でもCSRとかいうではないか。内部統制なんてもいうだろう。どういうグローバル化を描いていたのか。

デジカメの性能が涙を流しているような気がする。私のカメラも部品とかアフターケアとかがあまり要らないものも、もし必要になったら、そこでもうお払い箱とせざるをえないか。

もっとモノを買う時にも、そのマーカーの情報を参考にして企業の社会貢献とか情報公開とかの客観的な指標を参考にしていかなければ、消費者の方にも責任が及んでくることになるのではなかろうか。

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