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野田内閣の弱点

これは、ずばり言って山岡さんではないだろうか。

というのは、小沢氏側近として君臨してきた山岡先生が大臣になってしまって、女子バレーの世界大会のコートでレシーブしなければならない・・・という状況を想定してみると、よくわかるはずだ。

敵は、あすこにボールを向ければ、レシーブできない。百パーセントの確率で点がとれる。でも、みんな知っていることを、やるにはなんというのか、日本人としての仁義が要る。

だから、遠まわしにやるしかない。

あいつだけをいじめると、小沢先生を憎んでいると取られかねないからだ。

もう、過去の顔なんだからと割り切れる政治家はそんなに多くはないだろう。いつどこでお世話になるかわからないのだ。

偉大な政治家は、どうも問題の山積する政治のおもてにたつことはしないようだ。それは、あまり興味がないからではないのか。

保身にすべてを使い果たしているのではないのか。困っている社会をどうにかするというようなことではなくて、選挙でそうしたら多数当選させられるかだけに焦点が絞られているのではないのか。

そこに覚悟がないようにしか見えない。

選挙で当選すれば・・・、なんでもできる・・・かもしれない。そんな思いあがりでいるのではないのか。

今、戦えば、50人が国会に戻れるかどうかだ。

では一体、だれが政治を行うのだ。選挙のためではなく、選挙民である庶民の生活をだれが面倒みるのか。だれが、最低限の生活を保障するという議案を深く掘り下げるのか。だれも、何もしない。それは、選挙で落ちるといけないから、何もしない・・・という論理だ。

党内でお金を持つ幹事長ポストはそれは強制力があるだろう。でも、それはそれまでだ。そこで総理になったときのことを考えないなんておかしいのだ。それでいいわけはないだろう。

だれだって、総理になって、この日本という国家をよりよい形に仕上げていくという気持ちがなければ政治家にはならないだろう。

野田内閣の弱点。

それは、小沢、山岡というつながりではないのか。

自民党があっちむいたり、むこうを向いたりしているから、いいようなものだが、これが本質をついた政党であれば、ひとたまりもないのは明らかである。

弱点は補強すればいいし、それでできなければ、おとりとして残すことも考えればいい。

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