人倫を学べ・・・
ひととひととの間の秩序を守ることは大事だ。
人倫という。
いろいろな比喩があろうが、やはりそこにはその言葉が表わすものがあるのだ。
長い歴史の中で培われてきた文化や伝統があるのだ。
そういう表現力がどっかでぽっかりと穴をあけている気がする。
ずっとエリートであり続けることしかないような人生が今の日本にはあるのだから、失敗なんていうこともないもんだから、みんながどうにも打たれ弱くなってしまっている。
ぼんぼん化、国民総ぼんぼん化と言わねばなるない。
日本の総理が、その多くが殿さまの系統だったり、大商人の末裔だったり、大物政治家の子孫だったりもする。
子供のころから、そんな環境で育ってきたひとたちが総理になったのだ。もちろん例外もある。でも、なにか寂しいではないか。
そういう土壌が日本にはないのだ。苦労して這い上がるという土壌がない。
たまにはあるものの、猿が秀吉になってしまうらしい。
現代の日本は、やはりもっとひととしての基本を国民が意識していかなければいけない時代に差し掛かっていると思う。
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