英国はなぜユーロ圏を拒んだのか?
欧州連合ではある。
でも、通貨はポンドだ。
なぜ、国家財政の基本である通貨統合を拒否したのだろうか。
基本的に同じ通貨でも、その発行権が各国独自の政策でやっているようだから、基本的には同じかもしれないが・・・。
ここにユーロの欠点がある。
日本の円をやめて、ドルにして、その発行その他は日本独自で自由奔放にやれるとしたら、米国の経済財政事情と実際は隔離されて評価されないといけない・・・。
でも、円高でもドル安でも、そこに通過の区別がない。それでは、問題の所在が不明ではないか。
世界経済の目を惑わすにはいいかもしれないが、そんな目的は日本は持ち合わせないだろうから、迷惑千万となる。
だから、やはり個別の会計均衡はしっかりとできるような仕組みを構築しておかないといけない。同じ国際通貨で世界が統一されたら、どうなるだろうか。
そこに今回のユーロ危機の教訓があり、個別通貨でも変わらない普遍性が存在するといえないだろうか。
英国が、ユーロを拒否した理由もそこにあるのではないか。
しかし、仲間はずれという印象は否定できないだろうし、根本的なことでは、ちがいはないということも正論ではないか。
どこに食い違いがあるのか。それが、問題だ・・・。
« 国民主権の意味 | トップページ | 超巨大組織も個々のこころの積み重なりでしかない・・・ »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- ドイツ首相の来日と世界情勢(2019.02.04)
- おかめごかし(2019.02.02)
- もしもアジアが自分の住む地域の話だったら、絶対嫌だ・・・(2019.01.07)
- 復路はどうなるか・・・(2019.01.02)
- 首脳会議の常連(2018.11.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント