退転の決意
野田総理の決意は、不退転だって・・・。
不退転ということは、退転するということへの決意表明のようなものだろう。
どんなことにも、最後はあきらめるという選択肢がある・・・と、かの斎藤先生が言っているではないか。
できないことは、ひとりのリーダーの責任ではないのだ。
できないことはできないでいいのだ。
その時は、すっと退転すればいい。
それが不退転というものの決意である。
ただ、求められていることには政治家として答えていかなければならない。
それが、たった一人の国民の願いであってもだ。
ただしい要求には、たとえ支持率が1%でも大事なことなら、それは襟を正して私利私欲を捨てて立ち向かうことだ。
不退転の前に、退転の決意もすでにある・・・ということを理解するのは容易ではないかもしれない。本人以外には、わからないことだ。
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