わかる文章を書け・・・
どうにも読む人のことを考えていないようだ。
そんなことを言われて久しい。
主張したいときに文章を使う。そのために、必要なことをその文章に集中して閉じ込めるという習慣がついているようだ。結局、わかりにくい長たらしい文章になる。
わかる文章を書け。そう言われる。
そうだな。読み手になれば、ひと眼で中身のわかる文章はうれしいな。
長たらしい文章は、大概は拙文だな。だって、言いたいことが支離滅裂になっているから長くなるということだろう。
でもあまりに短文では中身がない。何も伝えられないではないか。
いや、伝えることがもともとないのだ。だから伝わらないのだ。
よく言うではないか。
怒り、喜び、哀なさ、楽しさなどの感情があふれるのは、心情に直接訴えるから、振動が伝わるように響くらしい。
政治家も似たような手法を使う。劇場で観賞しているなら、それって一般的には娯楽だから気楽だ。そんなことだろうか。
いわゆる大衆の歓心を買うっていうやつだな。
でも、伝えたいことが冷静である場面で行われるのが一番ではないか。
そこには劇場も何も必要はない。言葉と中身があればいい。ただ、こころはないと困る。
わかる文章を書くには、もっともっと分かりにくさを理解する必要があるというのが本音だろう。わからないということをやさしく理解することだろう。
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