久しぶりの二日酔い
忘年会。
もう一年。みんな元気だった。
でもたしかに一年の年月が流れたようだ。
今年は、東日本大震災があった。こころは大きく沈み込んだ。
阪神淡路のときの高速道路の倒壊に匹敵するインパクトは、津波のものすごさ、畏怖であった。そんなことがあり得るのか・・・・。
そんな想いで結局、二日酔いとなった。
でも、翌日の日曜日には防災訓練だ。富士山がきれいに冬化粧だ。
この半島も津波が大昔にきたという。具体的な救命策は、砂州のような平地ではないのが実情だ。
どうする?
球形の非常用非難グッズ「ノア」の展示があった。
大人4人乗り。こどもなら6人ぐらいがのりこめるようだ。
私も乗ってみた。狭いが、一時なら津波の波間の中でしのげるかもしれないと感じた。
強度耐久性というルールはない。だから、強度は公的な基準にはのっとっているものではない。
そんな時、大型船の救命艇の自由落下式を想いだした。あれとは違うものの平地ではそんな手配も必要かもしれない。もしも津波を誘発する大型地震が99%の確率でおきるなら、それは現実的な対策として考えないといけない・・・。
でも、そこまで必死にはなっていない。どうにもそういうところは優柔不断だ。
ノアは30数万円だという。一家に一台、茶の間のすみにおける大きさではある。大型の犬をペットとして家犬で飼っているなら、その犬小屋よりも小型かもしれない。
しかし、具体的には置き場所とかの種々の問題がある。
こんな簡易なものが、海岸近くの防災本部の建屋で緊急避難を訴え続けた職員のマイクのそばにあれば・・・とか、放送設備をそういう非常非難グッズの中に設けていれば、逃げ遅れても命はなんとかなったのでは・・・と、おもうと何か空しい。
ほんのちょっとができない・・・。
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