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超巨大組織も個々のこころの積み重なりでしかない・・・

ひとりのひとが傲慢になる。

その仕事が成果をあげて、大きな利益を得て、ひとりがおごりを生活の中で制御できないようになる。破滅のシナリオである。

それが、超巨大組織でも同じことが起きる。

組織とは、何か。

意思統一のできる体制をいう。だから、そのプロセスが腐っていれば、同じおごりがでる。

日本式雇用形態とは生涯ひとつの企業で生活を支えるべく、雇用されることをいった。つまり雇用が保障されていると同じことである。

しかし、いろいろな不祥事が起きると組織の存続が危うくなり崩壊する。とすると、そこで雇用形態も崩れてしまうのだ。

そんな一昔前の家族的な雰囲気とか経営方針が、実は社会に対する企業の甘え以外の何物でもなかったということが、暴露される時代になっているのだ。

労働者への利益配分をごまかして、必要以上に経営幹部が報酬を獲得するなんていうのは序の口であろうか。

既得権益というものは、それを保持しようというたくらみが生まれる温床である。

不正の温床も、すべて個々のこころの隙から生まれるようだ。

表と裏。

そんな表現がある。

ここにそういう隙や不正の温床が根付くようである。

巨大な組織にはそういう吹きだまりが、そこかしこにあるというのは本当のことだろう。知らぬが仏だぜ・・・って、脅されたことはないだろうか。

秘密はあの世までもっていく・・・なんていう罪意識を抱いているひとは、どうなのだろうか。

時代は、もはやそういう段階ではない。

子供たちの笑顔に似合う基準を社会の中であたりまえにしていかなくては、どこかに残された古臭さがそのまま時代を超えて続くこともある。

浦島太郎の言い伝えって、きっとそういうことの教訓ではないのか。

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