あなたの夢はなんですか?
夢のような生活を送っている人に、わたしは訊いた。
あなたの夢は?
一瞬、空に舞ったようだった。
太平洋の環礁の中の島の持ち主は、一族のみで生活しているのだ。
子供たちが学校へいく年齢では、奥様がちがう学校のある島で暮らしているという。まだ学業年齢のこどもた3人いるということだ。
だから、もちろん一族といっても奥様はこどもたちと一緒で旦那さんとは離れて暮らす。
でも、わたしたちの船をみつけてよってきた。キャプテンはじめ乗組員にはおなじみのようだ。
たしか、風が強いからと夜間の停泊場所を変えたのは、この一族のために近くまできたのだろう・・・。
ひとつきに一回あるかどうかの訪問だ。
なつかしい・・・ということか。
離れ小島での生活はどんなものだろう。
夢のような生活に違いない。
離島環礁では、飲酒は禁止だ。だから、もちろんお酒は飲まない。
海の恵みで生きているのだ。魚介類をとり、ココナッツで生きているのだ。
生活は厳しいだろう、おれたちの目からみたらの話ではあるが・・・。
電気もない。
危険は何か。自然の風波、嵐だろうか。
地球温暖化の影響はどうか。
あなたの夢は、きっと今の生活そのものなのかもしれない。
でも、わたしはついうっかりときいてしまった。
答えはなかった。
そこで私はわたしの夢を語った。
ここで一晩に魚を10尾釣りあげること・・・だと、そう言ってやった。
嗤われた。
そんなことはたやすいことだ・・・って、おもっただろう。私はその時、2尾釣りあげていたのだ。それもちっちゃなやつだ。
かれはと言えば、もう数10尾、つっているのだ。
とても夢のような大海の環礁の離れ小島での闇夜のできごとだった。
朝、そこを離れた。魚を購入して、お金を払い、船は集落のあるところへと向かった。
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