ひとはひとだということか
どんなに贅沢を尽くしても、ひとはひとであり、それ以上でもそれ以下でもない。
どんなに貧しくとも、どんなにみじめでも、ひとはひとであり、それ以上でもそれ以下でもない。
今、生きている限り、ひとは生きていける。ひとは、どんなときでも生きていることでひととしての誇りを持ち続けることができる。
ひとは死んでもひとであったことには、なんら変わりはない。そこでどんなに優秀であろうとも、愚直であろうとも、なにもできないだめなやつとおのれを罵倒しても、ひとはひととして悩み苦しみ抜いたことを無駄にはしない。
そこに生きたあとが残る。だれも覚えていなくとも、あなたの両親はあなたのことをしっかりと胸の奥に大事にしまっている。
だから、ひとはひとだということをいつもわすれてはいけない。ひとであるかぎり、ひとは生きるのだ。
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