いくつになっても鼻たれ小僧だ・・・
そんなものだ。
鼻たれ小僧が、いくつになったのだ。
いくつだって?
嘘だろう。
あの鼻たれが、大きくなれるわけがない・・・。
あんな弱虫がこの世の中でいきていけるわけがない。
でも、生きているならば、きっとまだまだ弱虫だろう。
毛虫から孵化できないだろう。
弱虫というものは、そういうものだ。
いくつになっても鼻ったれ小僧のままでいいって、言ってやれ・・・。
少しでも弱虫の根性があるなら、いってやれ「何がわるい・・・、弱虫でなにがわるい・・・」。そう言ってやれ・・・。
あいつ泣いていたな・・・。弱虫だからな・・・。
そんな声が、まだ心にしみついて離れない。
だから、おれは小さいころからほんとうに弱虫が嫌いだった。
弱虫なんかにならない・・・。
だから、強い人間になっているかと問われたら、そうでもない・・・。
今は頓着しない。弱くても強くてもなにか別のものがある気がする。
もっと大事なものをどこかですでに見つけたような気がするのだ。
でもはなったれ小僧である。それは変わりないことだ。それでいいのだ・・・。
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