おのれを晒す
晒しもの。
世の中の大悪党。
晒し首なんてもいう。
見せしめということかな。
晒しものになるのは恥ずかしいことだ。
でも、首になってなお晒しものにするとはどういうことだ。
あんなふうになるぞという脅しであり、やはり見せしめだろう。
でも、それで世の中うまく納まるのか疑問だ。
おのれを晒すことで、おのれを見せしめにする。
そこでうまく言えないが、反省の意を表する。
どうしようもないとき、俺たちはそう考える。
どうしようもない俺という存在を「おのれ」とよんで晒すことで、何かをする。
やはり、世の中で生きる以上、意地を張ってもしかたがないのだ。おのれを晒すという行為も世の中や支配者に媚びをうることには違いない。いや、そのものだ。だから、それは大いなる決断だろう。
おのれを他者としてみる気持ちがなければ、とてもできないことだ。
弱い。はずかしいこと。許されないこと。でも・・・。でも・・・。
そういう反論を抑えて必死に媚びる。もうそれしかない。
なにかふがいない気がする。
あとで地団太踏むことの方が恐い気もするが、そこが正念場だ。覚悟がいる・・・。
それでもおのれを晒すのは、気分のいいものではない。
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