芸能人の堅実さ
向上心とでもいうのだろうか。
社会の関心の的になる・・・というのか。
芸能人が最近はオリンピックを目指すとか、ちがう才能があることを売り物にしていく傾向が見える。
もっともみんな芸能人はアホを売り物にしているタレントでも、中身はなかなか賢そうだ。ハッとすることがある。
ああ、この子、この人は・・・。優秀なんだ。あたまが切れるようだ。
そう想う。
実にうらやましい才能だ。
そういう中でも、芸能人の才能は多才だ。
お笑い芸人。そんなんで飯が食えるのか?昔の話だ。いまやお笑い芸人は憧れの的である。あたまの良さが問われるし、その向上心は半端ではないようだ。昔、お笑い芸人は下人の中でも下っ端だったのだ。
芸がない。だから、ひとを嗤わせていくというか嗤われることで「笑い」を誘うというようなことだっただろうか。
ゆとりとか、ひとのひいき感覚とか、優越感とか・・・。そういうものをすっと惹きつけるちからがないと成功はしない。
しがない芸人がいつの間にか、しっかりとした紳士になり、社会の模範的なひとになっている。尊敬されるひとになっている。
どこかで何かが狂ったとかしかいいようがない。
本音である。
だが、そう言えば、社会の本質を見抜いているようなところが垣間見えたこともある。だが、時流に乗るには生半可な努力ではできないだろう。
ついつい裏社会に頼るなんていうこともある。それが昔の任侠道でも、どこかでおかしくなったのはジンザイ不足のせいだろうかも。
しっかりとしたシステムで優秀な人的資源を確保できていたなら、なんら問題はなく、社会の流動する求めに的確に応じられていたのではないか・・・。
だが、そういうリーダーは現れず、ほかの分野に流れていった。
芸能人は優秀な人材が集まっているようだ。どこかで、今の傾向に根本的なメスを入れてしっかりとした理念のもとに将来の方向性を見出していくべき時期にきている。
堅実で賢いということが、この世の中には必要だ。
いつまでも二世とか三世とか、親の七光りで満足するようなコースを創ると、それは政治家の塊の二の舞になってしまうことを・・・、当然、かんがえて対策をとっているのだろう・・・か?
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