塀の上をあるく政治家
塀の外と内側。
あなたはどっちに落ちるのだろうか?
危ない目にあった大物政治家はほとんど総理総裁の椅子に座る。
ただ、塀の内側に落ちてしまうこともあった。
そういう制度を変えないといけないと、ひとりの若い期待される政治家は考えた。
政党助成金という公金をシステム化すれば、塀の中におちることはないと知恵を絞ったのだろう。
とすると政治の土壌となるのは、政党ということであり、議員である党員数で政治資金が集まることになる。
党幹部がその政党助成金を政治活動に使う。
だが、政党はくっついたり離れたりだ。その都度、その助成金はどうなるのだ。もちろん国庫へ返却なのだろうが、そうはどっこいのようだ。
そこに不正の温床、でどこが親だとか、なんだかんだとわからない資金が残ることになる。それでどうする。末端のそれぞれの政治家の資金管理団体に流すことになる。合法的に流すことになる。
でも、そこに政党資金管理というハブをつかんでいないと利権は生まれない。いや、利権を手にできない。
公正な政治資金の使途とかどうとか、政治とカネの関係とか・・・。
塀の上を歩く政治家が内側にいかないようにと考えたものだったのだ。
でも、お金はオカネだ。使い方次第で内側に行かざるを得ない結果もある。
そんなことの証明裁判がまだ続くようだ。
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