無臭だ・・・
この日本から匂いとか香りが消えている。
いろんなものの匂いがなくなっている。
食べ物の味もなにかおぼろげになっているようだ。
香りのない無香社会がきてしまった。
人間の感覚の一つを消滅させる序章なのだろうか。
そのうち、すべての感覚を消失するような社会の動きがあるのではないか。
悲しくもうれしくもせつなくもないし怒りも怖れもないようなそんな社会がまっているはずもないが、そんな社会を構築しようとしているのではないか。
最低生活をおくる権利が国民にはある・・・とはいうが、どうなのだろうか。なんら恥も外聞もなくなるような社会なのか。それとも弱い者はいじめるという社会なのではないか。
弱いものは自立できない社会のお荷物だから、お荷物はなくすということだろうか。すべて平均的な考えでなんら差異のないひとでないと社会から拒絶されてしまう。
そんなことが匂いのない社会からは感じられる。
安全安心とはそういうものか。そんな社会だけを私たちは求めているわけではないはずだ。
地球の寿命が尽きるまであと60億年ぐらいはあるだろう。
でも、確実に消滅する。この命は地球とか宇宙のなかの多様な生命のひとつなのだから、消滅することを恐れていては何もできない。
もともと消滅するものなのだから、そう無臭にこだわる必要はないのだ・・・。
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