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北極振動

北極の大気の振動が、北半球の気候を決めている。

あるとしは極地に低気圧が集まるという。

だから、高気圧が北半球に分布し、熱い夏になる。

そして、逆のときは冷夏になるという。

そんな法則が発見されて、かなり高確率で気候が占えるようだ。

ただ、この異常気象はどうだ。

豪雨の激しさはどうなのだ。被害の大きさはどうなのだ。何か大きな変化が現れているのではないか。そこに気付かないでいるだけではないのか。

太陽が月に隠れて暗黒の世界が昼間にあったりして・・・という恐怖はなくなったが、なんとなく非科学的に不安を感じることはないか。

地球が振動しているということではないのか。大気の流れとして竜巻があったり、高潮があったり、地球地殻の変動に結びついたりしていることは、だれにでもわかる。

重力の変化が潮汐を発生していることも知っている。

でも、もっと違う何かが悪さをしているのではないのか。

自然の法則を見出してきたものの、そこでまだひとの目の前に現れていないものがあるのではないのか。

地球の地殻のバランスが如何に保たれているのか、安定していると言えるのだろうか。リリーフバルブとしての火山活動は、これで十分なのか。

人類の活動が地球へ新たな負荷を与えているのではないか。人工衛星の多量な宇宙への放出は、自転に影響を与えないのか。太陽の周りの公転にはどう影響するのか。

人類が大気とか大海に無限の廃棄物を放出しても受容能力が十分にあるとされて無視されてきたのも、今はだれしもが知っている。有限であり、環境が変化しつつあるという影響の大きさを実感しているのだ。

この振動が、具体的に観察できることは明白であり、その変化によって、ある程度の推測も可能だ。

月ぐらいの質量のおまけを地球が負荷として背負わされたら、そこで地球の動きは確実に影響を受けてしまうだろう。

それは、今でも真円ではない球体の地球なのだから、地球の正確な形状の変化を把握することで、多くの情報が獲得できる。

地球の変化と崩壊の過程をシミュレーションするには、そこにおける生命の存在は過去のものとなっているはずだ・・・。

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