相手をけなすやり方
よく他国のことを、卑下し、けなす論評を行うコメンテーターがいる。
たしかに聞いている側はそうなのかと、一瞬思ってしまうことがある。
それが正しいかどうかわからずに、ああいう有名なひとがいうことなら、そうなのかな・・・なんて見過ごすのが常だ。
でも、そこに大きな落とし穴がある。
相手をやりこめる。
これが日本の裁判におけるやり方であるし、検察も警察も、裁判官もきつく犯罪者をののしり、けなすのが一般的のようだ。
こう話すだけなら、現実味は少ないが、時代劇の拷問とかなんでもありの映像をみると、同じようなことだろうと感じるのだ。
弱いものをいじめ抜くという構図にどうもっていくかなんていうテーマがそこにある。
とにかく落とすには、相手の人格を辱めることであり、誇りを払い落すことで、ひとは確実に弱いものになる。
それから料理する・・・のが常とう手段だとかいっていたのではないか?
でも、なんとも嫌なことだ。
もっとすっきりとしたやり方、考え方ができないものだろうか。
最近のお笑い界は、利巧なひとが多いのか、察しが早いというのか、みんな一時の社会のはぐれもののイメージから脱却してエリートのイメージを漂わせるようになってきている。
次長課長のナマポ問題から、この後の一つの傾向のようだ。
相手をけなして笑いをとるのが一つのパターンだったのだが、これからはどうもやりにくいのではないか。
突っ込みもボケもなんともやり切れんだろう・・・。
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