けがしてないか・・・
連日、続くロンドンでの柔道競技が注目される。
たしかに、柔道は「柔道家」というプロに違いない。
でも、そこでの戦いは関節技あり、投げ技あり、寝技もある。
本来あいての力を利用するという真髄があるのだが、ときに相手の顔を不意に殴ってしまったり、関節を執拗に狙ったりする場面があった。
本当の柔道家とは、プロということだと私は感じている。
オリンピックの選手は、まだ柔道家ではないのかもしれない。相手を力でねじ伏せるというのが基本のように聞こえるが、それは柔道家の目指すものではないと思う。
だから、勝敗は別だ。運悪く、悪い相手に当たれば、けがをさせられて、そこをさらに狙われる。
だから、柔道家はその上を目指す。精神的に、肉体的にそういう柔道を正すというレベルに達するために・・・。
だから、今修行中の選手たちには、こう問いたい。
・・・・けがしてないか・・・。
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