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香港島との渡し船

どどっと・・・人波がのりこんで、また桟橋へとあがっていく。

そんな光景は、香港の日常である。

あの渡し船が他の貨物船と衝突して大勢の犠牲者がでたらしい。

香港へいったら、だれでも一度は乗っているのではないか。

そう想うと、いろいろなリスクがある。

安全と思われているところにある・・・。

オスプレイは安全と想われているのか、そうでないのか・・・。

そんなことは別にしても、飛ぶものは落ちるというのは、真実である。

どんな安全なものも落ちる可能性はある。

大型のそれも市場最大の風速の台風でも、大きな惨事にはならない世の中になっている。こういう恩恵をどう今にいきる私たちは表現したらいいだろうか。

普通の旅客機でも、乗ったが最後、帰りつくまでは、預けたいのちである。なにもできないのだ。

日本という極東の敗戦国は、その国家の運命を米国とか連合国側に預けたのだ。取り上げられて復権しつつあるものの、まだ自由ではないし、自立もできていないのだ。

この現実をどう見るか。

沖縄での現実は、現地へいかないとなかなかわからない・・・。

二重三重の見方、考え方が今は重要だ。

リスクはいつもある。

普天間の移設と沖縄からの基地の廃止をどう動かすか。

でも、飛ぶものが軍事兵器としてあるかぎり、それは自立した組織に変えても変わりはないのだ。

要らないものなら、すぐになくそう。でも、いるものなら、ちょっとは我慢して、そこへいく道の地ならしをしっかりとしていくことしかない。

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