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小選挙区制の欠陥

こんな揺れ戻しで、政治家は一喜一憂することになる。

勝って兜の緒を締めよ・・・なんていうセリフを政治家なら一度は言ってみたいと思うのだろうが、現実にそうなると、これは制度がよくないという批判がでるし、その弱点は暴露されたことにより、つぎからはなくなる。

やはり死に票があると、有権者は嫌な気持ちになる。どうせそんな一票で世の中は変わるわけはないとなるのだ。

だが、一票がそういう力を持ってもいるのだ。偶然が左右する割合は小さいものの、その心理の変化が結果に影響していることは確かである。

マスコミの報道をみて、最近は天気予報と同じでよく当たるし、その根拠も一応明快だなんていう気持ちをもっているものだから、報道が自民有利なんていうと、まけいぬを担ぐよりは勝ち馬に乗る方がなんとなく気が楽になる・・・。だから、つい有利な候補者とか政党に投票しそうになる。

だが、日本の現状を考慮すると、まだまだ戦後の反省が足りないということである。どうしようもなかった自民党の政治の総理のやめ方とその能力そのものが党内での揚げ足取りになったようにも感じた。一年もたない総理の任期が、自民党の人材の少なさを反映していると強く印象に残ったのだ。

世襲で、家柄がよくて、政治家という特殊な職業で元総理の家系であることが、さも一度は総理という育ち方をしてきたことからか、いちどなってしまえば、そこで人生の目標を達成したというような感じであった。

だから、無気力感が漂った。

さて、今回はそういうことと無関係な経済界で大企業を創業した松下氏の政治塾出身の野田総理がついたことで、ある程度の任期を与えて取り組ませる必要があったのではないかと感じた。鳩山元総理は自民党の総理たちと同じであった。

選挙制度で政権を奪取したわけだから、なかなか民主党としてはその制度の悪口は言えないだろうが、立場が変われば、それはしっぺ返しという見方になる。

新たな政権への期待が半端ではなかった。英国の議会制度に日本の政治の復活を求めて戦略室ができて、鳩山総理の下で、つぎに総理となった管さんが担当したのだが、そこがまったく機能しなかったのが、今回の野田政権での解散と敗北に繋がっている。

普天間と震災と原発事故に翻弄されたのは、かわいそうではあるが、経験不足だった。国民の政治と選挙に対する無責任さが、小選挙区制というシステムを置き去りにしてきたバツがあたったとも言えそうだ。

参院の必要性、意義などとともにやはり国会そのものの有効かつ効率的な機能をどう引き出していくのかを、国民有権者はしっかりと議論していかなければならない。

欠陥はそう認めていくことで、極めて最高の教訓を与えてくれるともいえるのだ。

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