ニンゲン椅子というギネス記録
ひとが限りなく後ろのひとの膝に腰かけて連続させるという記録のようだ。
数千人というレコードで認定されたそうな。
まあ、これならいいが、つい一年ぐらい前に人間ムカデとかいう連続ものが、ネットで流れていた。これはちょっと発想がすきになれない類のものであった。
しかし、ひとの寿命は延びている。その伸びた寿命はなにに使われているのかというと、病気との闘いに費やされているのが大半だという。
延命という古来の夢が、じつは苦しみの創造であったなんていうのは笑い話にもならない。
私たちは、いろいろな科学の発達によって生活が豊かになっているし、これからの継続していくものだと信じ切っているようだ。だが、そうだろうか。おかしいと思わないだろうか。
すべてが、逆になってどんどんと悪化していくという気分にはならないだろうか。
社会の発展に貢献、人間の幸福に役立つ発明とか、いろいろといい話ばかりである。でも、そうだろうか。苦しむひとが増えるための科学ではないのか。戦争でできるだけ多くのいのちを一瞬で消すための科学ではないのか。
環境を悪化させるための技術や科学なら、本当に必要なものなのだろうか。
宇宙は地球といういのちをどうしていくのだろうか。ひとがその先ゆきに影響を与えることができるのだろうか。
惑星や恒星や銀河系を、ニンゲン椅子のようにしてつなげたりすることができるのだろうか。
それは否である。
やはりひとは、そのこころの中の膨大な空間をもつことで、どこかの宇宙を閉じ込めることはできるが、そこで現実に操作することはできないのだ。
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