mamofish

いつの間にか落ち込む「いじめの悪循環地獄」があるのだ。

だから、そういう基本的な知識を持つことが重要なのだ。

専門家チームが、いじめ問題でこどもの自殺とか事件が起こるたびに結成されて、地域の教育委員会のあり方に批判を浴びせているのが、実情である。

しかし、そういうスパイラルに落としこまれると、アリ地獄のように這い上がれないのだ。

負のスパイラルとか、負の遺産となって、ひとをどんどんと貧困のかなたに引きずり込んでいくことになる。

そのいじめは、社会の貧困を生む土壌になってしまう。だから、よく研究してすべての子供たちや大人である保護者が、注意していかなければならないのだ。

いじめでいのちを終わらせるのは、まず防がないといけない。どうあろうとも、自然災害と同じようにいのちをまず大切だとして守ることである。

つぎに教育の継続の問題がくるのだが、そこでいじめの後遺症で落ちこぼれることになると、社会へのてきおうができなくなる。

そして、生活に困窮する。ひきこもることで、社会との接点がなくなり、阻害されてしまう。その先にあるものは、ホームレスとか精神の崩壊になる・・・。

こんなことが、なぜ起きるのか。

たったひとつの「まけない強さ」というものが見つけられなかったからだと、私は考えている。それは、いじめに対する現実をしっかりと、把握し、それが社会への悪影響を与えることを仕組みとして理解することなのだ。

そこでわかれ道を理解すれば、だれもいじめる道もいじめられる道も歩みたくはなくなるし、そんな悪いメカニズムを改善することのヒントに気付くはずだ。

だれもワルものになる必要はない。いじめっ子が、周りの声にたまらず社会のワルにならざるを得なくなるのも、いじめられっ子がその後遺症で一生立ち直れなくなくのも、そのほんの少しのこころづかいが決めているのだ・・・。

いじめの対応能力を向上させることで、いろいろな場面での改善が可能となる。