日本を一歩でたらする覚悟・・・
パスポートには、日本国民の保護という意味の規定が記述してある。
だが、国外では日本という国の権力にたどり着くには大変である。拉致とか人質とか、そうでなくとも行方不明なんていうこともある。
だから、一歩そとへでたら、そこからはもう死んだ覚悟をしなければならないこともある。日本国政府のパスポートに書いてあることも、それに全面的に依存してしまってはいけない。
自分のことは自分でやる。
国外では一緒に危ない交差点を渡ってくれる脳天きなひとはいない。
場合によっては狙われている・・・こともある。
大人だけでもないし、武装集団だけでもないし、小さなか弱い女の子だったりするのだから・・・、そう簡単ではない。
危ないところには近寄らない・・・。これが鉄則だが、好奇心というものはいつも危ないところへと足を運ばせるようであり、注意が必要だ。
カネをダセ・・・。
いくらだ。
3ドルダセ。
島国だからあまり大都市のごろつきのようではないので、この金額だった。ほんとうはダセではなく、クレっていっていた。
そこで、私は「5ドルっくれたら3ドルあげるよ」っていった。
もちろん冗談だ。
浮浪者の家族で子供と奥さんと昔、大国の侵攻事件で当時の政府の首謀者が襲撃されたホテルの残骸あとでのことだった。
思わぬところで、おどおどしていても仕方がない・・・。
でも、銃で狙われているとか、刃物を隠し持って近づいてくるやからも多い。
知らない国の街角では、夕方とか夜に限らず日中でも危ないことが多い。
見られている・・・・。そんな気配があったら、必ずどこかで罠がしかけられていると見るのが妥当だ。
一歩、この国をでたら、外国人のひとりにすぎないのだと、強く認識して行動することが大事だ。
最強の企業戦士たちは、あまりにも仕事一遍どうの生活だろうし、テロへの対策はあっても実際にどうこうするというのは不可能だ。
だから、みんな覚悟はしている・・・。でも、そんなことで死に切れるものではない。残念だし、無念だ。
個人で企業でそんな治安対策はできないし、もし中途半端な対策をしていれば、もっともっと危険にさらされることになる。また、過剰反応という怖れも増大するので、難しい問題だ。コスト面での問題ももちろんある。
だから、国際テロへの対応は、日常の対象関連諸国との綿密な接触と共通の認識をもつことが必要になる。そういう仕組みが大事なのだ。
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