筋悪なしくみ・・・官民基金ってなんだ?
官民基金。
これは、ある種の詐欺のようなものかもしれない。
民間資金を公金とともに運用して全体としてのちからを倍増させるという仕組みのようだ。
いや、魂胆というのが正しいようだ。
公平が保たれるか・・・という疑問がある。もっとも、公共という場合は、どこかに利益を集中させて割安感を与えることが効果的なのだ。だから、巧妙な仕組みがつくられることになる。
平等かどうか・・・も疑問である。そんなことはあり得ないのだ。
公金が関与してしまうと民間の自由な競争が阻害されるから、国際的な問題になる。我が国のためにでは通用しないのだ。仮に利益があっても、いくら儲かっても、そのしっぺ返しは取り返しのつくものではなくなるのだ。
税金とか罰金は、数値が無限大であるように、どんな金額でも数値化できるのだ。だから、収益の数京倍なんていう数字もあるのだ。
リーマンショックのとき、権威あるプロ中のプロが、問題ないといった。仕組みを説明していた。
だが、実態経済はそれを許さなかった。
受け入れることは不可能だった。
前提条件がちがうってことは、人類社会の柔軟性という強靭さを示しているのかもしれない。
悪いもの、筋の良くないセオリーはそんなものは、この世の中では通用しないということを、すこしリーマンショックで学んだはずではなかったのか。
事件のあるたびに、あの時の教訓はどうした?っていうが、ひとの過ちは繰り返すものだと私たちは肝に銘じておく必要がある。
武力衝突を誘う隣国大国の脅しにびくびくしているのは、なにも日本だけではない。東南アジアでは日常的に隣国と丁々発止の現実がある。
抵抗力をつけることも、必要かもしれない・・・なんていうのは、甘すぎるか。反省しよう。
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