日本繁栄のポテンシャルはあるのか・・・
こんな世界が考えられるのではないか。それはこうだ。
1)日本は医療が進み、高齢者が老人が死亡しない国になる。これは、喜ばしいことだろうか?
2)日本は医学が進み過ぎたせいで、みんなが死亡年齢を登録することになった。寿命の経済的な価値がB/Cを確保できないと判断される場合は、そこで登録が抹消される。つまりいなくなるということだが、これはいいのか?
3)高齢者は健康で、だれも病気をしないから、医療費があまり、国家財政は軍事産業へとその収益を求めて移行する。老人部隊なんていう組織がいくつもつくられて、国際的に脅威となってしまうなんていうのは、喜べないだろうな?
4)果たして日本が繁栄するためには、老人パワーは必要だろうか。人材難なんてそういう健康高齢社会ではまったくなくなるのだが、これでいいのだろうか?
こんな具合に日本が繁栄してもどんな意味があるのか、はなはだ疑問に想ってしまう。
いや、現実はそんな甘くはないから、老人は能力劣化であり、健康が阻害されるのだから、社会の重荷になるってことは、ほとんど変わらないだろう。だが、病気を減らし、健康なひとが多くなれば、社会の強みであることに間違いはない。
産業構造がいつまでも働けるという仕組みをもてるようにしないと、いつまでも大企業さまさまで、その本当のちからは社会に貢献できないことになる・・・。
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