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波及する体罰問題・・・

女子柔道五輪代表選手らによるJOCへの訴えは、現状打破を求めるものだといいう。

日本のトップである代表選手たちがそろっての行動だ。

聞けば、来週にはヨーロッパ遠征の予定だという。

そんな状況で強行するのか。

疑問が残る。

しかし、アスリートという職業は、その栄光の下にトップを目指す数多くの子供たちがいる。もちろん力では差のないライバルたちもいる。

桜の宮高校のバスケ部問題の波及か。

いじめの問題、小さいころからの力関係の中で培ってきたなにかが、間違っているのだろうか。

指導者としての学びは、選手時代とはまた違うものだあ。

選手は宝である・・・。かつての自分がそうだったように、みんなそれぞれがどうしたらより力をつけて柔道の道に精進できるのかを日々考えることが仕事になる。

では、指導者は何をする。

指導方法やその方針はいろいろある。だが、そこに共通するものは、選手自身のイメージを挙げる、創造力、想像力、他者の心理でのシミュレーションなどであろうか。自分を離れて見る目を養うには、そういう経験をしてきた指導者による教えは、同じ境地を共有するものであるだろう。

だが、なかなか巡り合えないもの、指導者というものである。

選手は、指導者を探すために、出会うためにも強く逞しく生きて成長する必要がある。

暴力は、おのれよりも強いものへの抵抗のためのものではないか。それでも疑問は残る。

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