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民主党政権選択の反省を主権者たる国民がやる・・・

たしかに政権が変わるなんて「アリエナイ」ことだった。

それは期待よりも不安が先立つからだ。

農業地帯を地盤にした保守政権が長く続いたことが、そういう雰囲気を漂わせていた。だが、長期政権そのものが、鮮度を保持できなくなったのが、変革の元であることも一つの理由だ。

政府の記者会見で重要閣僚が総理の顔をなんとも不信な格好姿勢でみている。それを観た時、ああだめだ・・・と思った。

案の定、政権は変わった。

前途洋洋だった。政権政党になれば、いろいろな決定権がある。だから、コクミンも期待した。不安は払しょくできないが、コクミンの大多数が選んだのだから、それは民主主義の原則なのだから・・・と納得した。

だが、そこに明確な合意事項がない。

反対、反対、反対・・・との論戦になれた政権政党では、自主的な国民そのものの生活を維持していく政策はまだまだ難しかったのだ。

外交も、虎視眈々と狙う巨大国家が隣にあった。だから、戦略的に操られてしまったのだ。友好の名の下に、足を桁ぐられるなんていうグアイだ。

ここでそろそろ反省をまとめるときではないだろうか。

細かなことは除いて、かなり思い切った実験をやったのだ。国民の意思でやったのだ。だから、その反省をどう活かすのか、それは国民の意思次第だ。

どうする。冷静にこの時代を乗り切れるかどうか、政治家ではなく、やはり国民の意思というものを尊重していくことだ。それは、いつもどこでもあることだが、雰囲気に流されやすいのだ。ちょっと、深呼吸して考えてみようではないか。

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