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24時間テレビは涙がでる番組だ・・・

あの生き生きとした瞳や動きは、一体どこからくるのだろうか。

ハンディキャップはできればだれしも持ちたくないものだ。

だが、それは現実にはありえない。自分に降りかかってきたものは、だれに文句言うことではないし、おのれで振り払うしかないのだ。

そんな自己責任の枠を超えて、みんなに主張しようというテーマでのプログラムが多くあった。ひとは、今ある機能を使って精一杯やるということができる。

ひとつできないと、すべて他者と違う、他者に劣っているという理由で、あきらめる。周りもそうアドバイスしがちである。だが、そうではない。

できないから、ちがう方法でやることでいいのだ。

この番組は、だから涙なしでは観られない。そんな甘っちょろい精神では、みる資格がないと言われてしまいそうだ。

そういえばみんなハンディを持っている。どんな優秀で健康優良児であるとしても、欠陥はある。ほかと比べて目立たないだけのことだ。

どんな欠陥を多くもっていても、それは使うことのすくないものであれば、代替することができる。それはこころの姿勢によって変わるようだあ。

デブは走るべきではない・・・といって、最期まで笑わせようとしていた大島御幸さんは売れっ子芸人のお笑い森三中のメンバーだ。

完走したことと、それを待つスタッフのこと、もちろん想定ないのひとつだったとしても、一番いい時間外でのゴールだったのではないか。

コンセプトそのものが良いというのが、番組全体を通しての成功に結び付いているのではないだろうか。

単なる感動というには、なんとも憎たらしい演出である。そこに共感して出演している参加者の笑顔のひとつひとつが輝いていた・・・。

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