政労使?
見慣れない言葉だ。
労使なら、以前から目になじんでいる。
労使紛争、労使協議などなどである。
だが、そこに政が入るとなぜ?となる。
なぜ、政労使なのか。
政治はもともとは経営者の味方ではなかったか。産業界は、利益誘導ということから、そこに関る政治家に献金を行い、有利に動かそうとしていた。
だが、労働者は経営者、つまり使用者側の敵であり、献金をよしとしない集団というイメージがある。だから、そこで労働者は保守政権をよしとしてこなかった。
政労使とは、三つ巴でその関係を深めて、経済を回していく必要性が高まっていることを示すものだと、私は考えている。
政治家を選ぶことで、政策や国家戦略が変化する可能性がある。そこに大衆心理が浸透していくならば、何を目標にするか。それは国民大衆という国家の主権者がその意思をできるだけ表現できるものにしていくことになろう。
労働があって企業が動き、社会が動き、国家が動くのである。
そのちからは、みんな国民大衆にある。国民大衆のほとんどは、労働をすること、その質と量をしっかりと確保するために、老若男女すべてが日々、それぞれの役割をこなしていると言えるだろう。
政労使・・・。
なんとなく使えそうな言葉ではないか・・・。
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