国連安保理という不合理
いわゆる大国が拒否権をもつ国連安保理という機関がある。
グループという枠組みはあるのかないのか、共産圏と非共産圏というものが、昔ほどはっきりはしないが、そういうものがなんとなくあるようだ。
仲間ではないが、意見が合うという関係のようにも見える。
少なくとも、背後から銃をつきつける間柄ではないように見える。
ツーと言えばカーではなさそうだが、ある場面での利害は一致する関係とはなんだろうか。
世界の警察を名乗る米国の独り勝ちにさせないという枠組みだろうか。
次の覇権を狙うのだろうか。
それでも国連安保理の決議はなくとも実行される国際的な問題への軍事行動がある。
それもロシア、中国の思惑のひとつかもと勘ぐってしまう。
そういう前例があれば、米国が世界の警察から退かされても、同じことをしていけるってことか。
これでは国連決議なんてあってもなくても・・・となる。国連そのものがお飾りなんだということかもしれない。だから、そのトップは小国の賢人というひとがついている・・・ってことか。
なんとも不合理な機関だ。
そこになんとも言えない日本という国家がある。米国の腰ぎんちゃくといわれるが、その通りでもあり、なにもできない立場でしかない・・・。
不合理きわまりない。そう言っても、なにも・・・。なんと空しい国家の境遇か・・・。
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