大学の100円朝食・・・
そう言えば、一日三食150円での寮の食堂での食費だった。
大学紛争の真っ最中に、警視庁機動隊の同世代の隊員の食費は一日当たり4000円だったととてもうらやましかったものだ。
外米がでることもあり、こんなものコメではないと・・・、米どころで育った私は想った。食えないというのが正直な感想だった。
でも、しかたがない。
親元を離れて、生きていくには、郷に入り手は郷に従え・・・ってことだ。
今の学生にとっての朝食100円はたぶんただのような感覚ではないだろうか。朝マックでも500円ぐらいはするだろう・・・。
健康がなによりだ。
若いときにどんな粗末な中身であろうとも、自然の食材が常に含まれているならば、それはとても貴重な人生における栄養補給と肉体と精神の鍛錬に大きく役立っているってことになると、今は想う。
粗末とは決して汚いとかいうものではない。
それは質素ってことであり、若い親元を離れたばかりのこどもにとっては、かけがえのない宝物になるに違いない。
ぶくぶくと太った30代、40代が、そんな若き時代を想いだして、健全な食生活に目覚めるなんていう素になる経験でもあるかもしれない・・・。
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