劣等感がある・・・
アジアの国に生まれた私は、欧米人をみると劣等感に襲われてしまうのだ。
なぜだろうか。
少なくとも高貴さということは、私にはまったくない。
もちろんふつうの人間としてまた日本人としての誇りと他者への尊敬やこころくばりは、できるのだが・・・。このへんのところを無視して、欧米に関しての身体的なものや、身振り手振りなどのパフォーマンスの差を感じてしまう。
おれは劣っている・・・。
見下されているのではないか。黄色人種ということで、つい最近まで人種差別の対象になっていたし、世界大戦での敵でもあった。
だから、民族として欧米人の一部は、偏見をもって「ジャップめ・・・」というような目つきや態度をするということも知識としてあるのだ。
こういうものが積もり積もって劣等感になっているのだ。
もちろん普段の仕事なんかでは、まったく支障はないのだが、ときとして心理的な重荷になっていることに気がつくことがある。
生きづらさというところまではいかないも、なにかこうトラウマになっているのかもしれない。こどものころには外人は直接みたことはなかったから、そういう恐ろしいという観念だけが植えつけられて残像としてあるのかもしれない。
こんな劣等感はどうやってもなくなりはしない。だから、これをどう活用するかについて今は考えている。
答えはまだないものの、こういう心理を深く体験できてきているのは、とてもラッキーなことかもしれない。いろいろと、体験できる環境は、すごいものだ。意図的にそういう環境に入ろうとして絶対に不可能なことなのだから・・・。
それにしても劣等感の逆は優越感だが、これにはどうも疎いのだ。優越感が劣等感を疎んじているからではないか・・・。いやはや、いつまでもこの根性はなおりはしないのだ。
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