東アジアの全体的な傾向; 不健康への競い合い
中国も韓国もそして日本も、ほかのアジアの諸国も同じ傾向だ。
食生活が変化していることが原因だ。
糖尿病、高血圧、腎臓病、そして免疫機能の低下などなど・・・、病気の拡散が進行しているのだ。
それも東アジア全体のことだという。
もう喧嘩している場合でもないし、互いにけなしあうことでもないだろう。そこには共通の弊害がまっているのだ。
内輪げんかの弊害で得をする国はあるのか。ノーである。でも仲良くはできないという。なぜだ。
昔、侵略したからだという。
昔、人権をないがしろにしたからだという。
戦犯の罪人を敬う神社を訪れるからだという。先祖や親せきの戦没者を年に数回お参りすることがなぜいけないのだろうか。
どんな悪人と言われるひとにも、親族はいる。そういうひとを出した家系は全滅せよというのか。そうではないだろう。
今、東アジアの食生活は、不健康になり、全体的な病気の谷間に濁流とともにながされるところにあるのだ。それが、わかっていない。
不健康を競い合っているのだ。経済成長とか地域の覇権とかを競っているのではなく、如何に病気の多い、不健康な社会や国家をつくり、だれも寄り付かない国家をつくって世界の脅威になろうというのか。
それは、質素で素朴な日々をおくるというひととしてのしあわせを、みずから放棄することである。
隣人をワルもの扱いすることで、善人になることはできない。
善人と呼べと強制するのだろうか。
それは俺のものだと強要するのだろうか。
従順でないと、泣きわめくのだろうか。核兵器で滅ぼすと脅すことで平和がくると想うのだろうか。
ノーである。
だれしもわかっていることが、なぜ現実のひとの世界では、理解不可能になるのだろうか。
不健康への競い合いは、日々の食生活と日々の暮らしの中にあるらしいのだが、だれか止めてくれるものはいないようだ。
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