チキンレースとポーカーフェイス
まるでなんとも田舎の村議会のようだ。
アメリカだぜ。
世界の警察を名乗る国家が、なんとも相手の弱点をついて、意地の張り合いにでた。
オバマケアをつぶせ、ついてはオバマ政権を亡きものにして、次期政権奪還を狙うという魂胆のようである。
でも、政府が閉鎖しては、どうにもならん。
まだ完全なデフォールトに至るには10月17日までに決着がつけばいいということだが、なんとも閉鎖による機能停止がまったく共和党の意に侵入もしていないかのようだ。
民主党は、オバマケアが法律としては成立しているのだが、目玉政策であり、この一年延期を認めることは敗北を意味するのだ。だから、弱点として共和党はここぞと攻め立てようとしているのだ。
でも、チキンレースは、ハンドルを抜いて投げ捨てることが必要になるらしい。どっちもそうしたらどうなる。
そんなことは、相手が悪いとポーカーフェイスで過ごせるのか。
それでいいのか。
政治とは難しい。やはり国民は安定した政権基盤を求める方向で選挙への対応をすすめなければならないのだ。
そして、常に方向修正と調整を行う必要があるのだ。
シリアへの軍事介入が国連決議に代わったところで、軍事大国アメリカの国民はタカ派への郷愁を感じているという判断なのだろうか。
でも、あまりにも国民を人質にする手法は愚かなり・・・と言わざるを得ない。
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