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素朴なニッポンでありたい

自然災害、人災、想定外の被害などなど・・・。

遭遇してしまうと、それはとても言葉の発しようがなくなる。

あれだけ「いのちをまもることだけをかんがえてください・・・。」という特別警報の主旨がうまく伝わらなかった。

いくら予報がほぼ完ぺきに近くても、庶民は情報がわからないのだ。

右往左往するなら、警報はいらない。

だが、地域の災害は地の利によるし、地の利が悪い状況にもなる。

小川のそばは清流ですみやすいだろうし、海のそばも潮の香りで癒されるものだ。山の景色は雄大でこころが洗われるものだ。

だが、みんな気象状況によっては大きな打撃を与える元凶でもある。

どう向き合うか。

あんなに好きな海が山が川が、悪さをするのだ。

だから、危険の隣り合わせにいつも私たち庶民はいる。

いくら科学が進んでも、宇宙にひとが長期滞在できても、月にずいぶん前にひとが着陸しても・・・、いくら経済的に裕福な社会が多くの国々にできてきても、ひとのいのちは時間と空間と社会にいつまでもいられるわけではない。

まだ奴隷制度がある人類社会なのだ。まで宇宙ロケットが完全に安全だとは言えないのだし、戦争と平和というレベルでもその前後をいつも行きつ戻りつしているだけではないのか。貧困撲滅を世界の共通の一番おおきな目標にした2000年からもう13年が過ぎた。だが、なにも変わらないではないか。

温暖化はどうなった。地球環境は改善されただろうか。

エネルギー需要が無限大に膨らむ国際社会の今の体系では、この先が見えている。明白である。どうする・・・。

一人っ子政策とは中国での壮大な実験だったのだろうが、成果はどうだった。疑問だ。ひとの行動をどう制御するかではなく、どうひとが考えて工夫するかではないのか。

いきるということを、どうひとりひとりが捉えるかによって、多様な人生があるはずだ。

そう言う意味で、私は「素朴なニッポン」が大好きだ・・・。貧しくとも、過去をいくら非難されようとも、いつも私たちとその先祖はそのときどきを精一杯そぼくに、かつ貧しくとも優雅な文化をはぐくみ親孝行という教えをつたえてきたのだと私はおもうのだ。

私は、この素朴な日本を誇りに想っている。

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