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ロボット兵器

意思を持たないロボットが敵を倒す。それが、これからの戦争の姿だと危惧される。

いや、すでに始まっているようだ。

無人戦闘機は、モニターで兵士が操作しているのだが、現実には地球の裏側で行っているということだ。

ジムショに通って、無人機でひとを殺傷して、自宅に帰る・・・・。そんなことができるのだろうか。特定秘密保護だろうか、守秘義務だろうか・・・。どうにも納得いかないものだ。

ロボットはそもそもなんのために想像されてきたものか。人間の機能を肩代わりすると言う意味で人形もそうだろう。かわいらしさとか勇敢さとかの外見では立派にひとの機能を代替してきているのだ。

だが、こともっと行動を通しての機能がどんどんと人間に近づくと、そこに意思も入るのではないか。

ロボットと人間が協定を結ぶ元になるものは、ロボット紳士協定とでもいうべきもののようだ。「ロボットはみなジェントルマンシップにのっとって人間に協力する・・・」とかいうものだろう。

だが、兵器となるとそれはひとと同じ機能をするには、そこに良心の呵責なんかも持つのだろうか。それで、いや戦争はいけないとロボット兵器たちは、認識するのではないか。人間たちがもう数千年を経ても達成のできない目標とあっと言う間にやり遂げることが・・・あるのではないか。

そこで人間の代表はいうだろう・・・。こんな風にだ。「まだまだロボットはひとの感情を理解できてはいない・・・」なんて・・・・。

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