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スポーツで身を立てる・・・

プロになる。

そんなからだを動かすだけで、一生、ごはんが食べられるなんていうことは、昔は信じられないことだった。

ましてや、それを応援する側も不安しかないし、本人にしても、周りの常識を超える情報知識は持ち合わせているはずもない。

だが、世界の動向とか、潮流というものはある。

サッカーが世界で大人気、とくに欧州、南米では一番だというのが、嘘だと想われたころがあったのだ。プロといえば野球選手だけ・・・。

いや、相撲取りという大相撲もあった。

どっちか。相撲、それともプロ野球?

どっちも才能はない。

ボールをけるぐらいならというのも、だめだ。バスケ?あんなハードな運動はない。フットワークがだめだ。

では水泳はどうだ。いやいや、とてもとても・・・。

運動能力というのは、全部に応用可能なものだと想う。

そしてそれに加えて大事なものがある。思考能力というものだ。

だが、これがあっても、からだがついてこなければだめなのが、プロ選手ということだろうか。

だが、そこにも指導者という立場があり、うまいこと育成されて別な方向から芽を出すこともある。だが、稀なことだ。

カズ、村主、いろいろな選手が現役を続行している。

それはなぜなのか。

今、スポーツ選手としての寿命が伸びつつあるのだ。

それは心身の充実ということと、スポーツの社会での位置づけが大きくなってきているという事実がある。だから、その先を目指すことが必要なのだ。

そのフロントラインを走るプロがいなくては、未来もないし、その覚悟で先輩たちが頑張っているということだ。

スポーツは、この社会の大事な自己表現の場であり、そのツールとなっているのだ・・・。

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