軸足が北から南へ移った中国?;その信ぴょう性は・・・
どうもよくニュースの解説を聞いていると、中国の思惑が見え隠れする。
日本は当面の敵役だが、それは米国との関係においての話だ。だが、韓国や朝鮮半島問題となると、中国は過去に大きな犠牲を払ってきているのだから、放置はできないのだろう。
まだ、コストを回収もしていない。暴れん坊は、イラク、リビアなどの崩壊をしり目に、いまだ権力を手にして恐怖政治を断行しているのだ。
国連に正式に加盟している国家が、そんな時代離れした政治を行っていいわけはない。
そこで、中国は後見人としてだが、どうも見放していくしかないケースのシミュレーションを行って二股をかけているのではないか。
近隣国のなかで国家基盤の弱さは、韓国も北ほどではないが、かなりのものだという見方が正しいと言われる。
だから、軸足をみていると、まだ北との距離を推し量っているようではあるものの、独裁政治の仲間とみられることを恐れている気がする。それは、中国国民の目を恐れているはずだ。他国ではない。
日本はそのため当面の矢面に立たせる標的であるだけだろう。
まさか、ハワイを中国の領有権におくことはできないだろうから、尖閣をそのターゲットにしたのだろう。
台湾を香港と同様にコントロールすることは不可能だし、当面は争いのタネを仕込んでおいて、絶対的な優位にある軍事力を背景にして対話路線という表向きの顔で向き合うという戦略のようだ。
多様性を失うと、柔軟性がなくなるから、折れやすくなるし、崩壊が早まるのは、よく知られた現象である。イラク、リビアの例では、独裁者は自滅していくしかないことを示している。
軸足を移された韓国政府はどうする。
中国と共通認識で日本を仇として、攻め続けるのでいいのだろうか。
米国との関係で、自滅しては、北朝鮮へと軸足が再び戻らざるを得ない状況を招くこともあるのではないか。
テロ国家という汚名は、北朝鮮のものだろうから、中国は世界の経済大国と自負するならば、決して被ることはできないものだろう・・・。
信ぴょう性はどの程度か・・・・。
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