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標榜したのはなんだったか・・・

大阪都構想?

これってなんだろうか。

堺市長選挙は、大阪都構想を標榜していた維新の会の候補者が落選している。

大阪市と大阪府、この二つはどんな関係か。府の中に市があるという関係だ。

府を都にしようという市町村合併構想の一つでしかない・・・のではないか。

首都に都という名称を与えるというのが一般的な理解だが、それは公式に定義されているのかどうか知らない。

京都という都がある。こっちはみやこである。

京のみやこである。

大阪を都にするというのはどんな効果があるのか。第二の首都という位置づけか、それともこれからの首都移転にそなえての布陣なのか。どっちもよくわからない。

道州制という考えもあるし、地方分権ということもある。そっちがメインではないのか。

地方分権というのは確かに大きなテーマである。

それがなし崩し的に、標榜した都構想から崩落していっているのではないか。

ひとびとの興味は、まるで慰安婦発言を境に御本尊様の存在そのものに異議を唱え始めたのではないのか。

維新の会といいながら、太陽の党という老練な政治家の集団に飲み込まれたような気もする。

老獪な政治家の手法は、まるで若い季節というような突拍子もないモノガタリの世界でしか実現しないのではないか。

煙のないところに火をみせて、たぶらかす・・・というのは言い過ぎだろうが、どうもマッチポンプという言葉が見え始めている。

標榜したのはなんだったのか、ここで改めて再確認していくべきではないか。

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