めげない、こびない・・・
一国のリーダーたるものの心得の中で一番大切なものはなんだろうか。
それは、めげないってことだろう。
ついつい、育ちがいいと、その辺の心理は理解しがたいようにも想われる。
おぼっちゃまと呼ばれても、はいなんですか・・・と言えるような心理がいいのではないか。実際の育ちは関係ないのだが、世界にはどうもそういう貴族社会というものがつくられていて、下賤な生まれのものたちがいることをしらないようなのだ。
よく血統がいいとかいう。そういうことのようだ。
血筋を守るともいう。
国際社会での序列なんていうのもある。
下手にでて、もっと要領よくやれ・・・という言葉もある。
世渡りが下手だと、非難されるのだ。組織ではたらくと、生まれのいいものは、どこでもちやほやされる・・・ようだ。
それはそれでいいだろう。生まれた時から、そうだったから・・・。よく聞いた言葉である。
だが、一般のひととここで言う場合はどうだろうか。やりたくても学べない、教わりたくてもできない・・・。経済的なことを考えると、到底無理だとわかるから、親には言えない。みんな同じだから・・・、兄弟でも同じだから・・・、そんなことは言えない。
そういう生活の中で「めげない」「こびない」ということが、強さをつくってくれる。日々の生活が知恵を与えてくれる。こころの中に、しっかりとしたもの、そういうものを持てるようになるのだ。
弱さを売り物にするのではだめだと私は考えている。やはり、強さというものをもって世界に挑んでいくことが必要だ。めげて、他者に媚びて、さらに嫉妬して、不安を掻き立てられて精神的に不安定になって、悪い為政者になってしまう・・・。どこにでも、いつでもある現象のようだ。
日本の総理は、ロシアに対してどんな態度で臨んでいるか。日本は北に対してどんな姿勢で関っているのか。日本国民は韓国に対してどう対処しているのか。
日本は中国に対してどんな構えで接していこうとしているのか。
どうも媚びそうな気配が、しないでもない。だが、そんなことでは納まらないはずだ。もっと辛辣なのが現実である。
怖いことだが、みなごろしなんていう言葉が現実になりそうなことが、この世界では日々起きているのだ。ヒトの道に反することが、なんとなんのハジライもなく行われているのが、現実の世界なのだ。
恐ろしいホロコーストというが、それが真にあったことなのだ。
そういう社会をつくらないためには、それぞれの国々がしっかりと自国民の生活や経済をしっかりと支援していくという基本をもつ必要があるのではないか。
共通の認識を抱くこともできずにいるいまの国際社会というのは、どうなのだろうか。まったく評価できないレベルの政治であり、その仕組みでしかないと、言わざるを得ない・・・。
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